絶対禁煙を成功させるための3つの方法

あなたは、「禁煙生活を何日か続けた末に、結局またたばこを吸ってしまう」ということを繰り返してはいませんか?

もうそんな日々とは今日からおさらばです。あなたもご存知の通りたばこには様々な害があります。そのことを分っていてもなかなか止められないのがたばこの恐ろしさです。

しかし、そんな「たばこ」という強敵に戦いを挑み続けるそこのあなた!!そんな勇猛果敢なあなたの禁煙の役に少しでも立てればと思いこの記事を書きました。この記事を読んで、今日から「たばこ」とは、もうおさらばです!

1.たばこのデメリット

まさに「百害あって一利なし」喫煙のデメリットは上げるときりがないくらい沢山あります。パッと浮かぶだけでも次のようなデメリットがあります。

  • 肺がん、口腔がん、食道がん・胃がん肝臓がん・子宮がん・膀胱がんや循環器病などのリスクが高まる
  • 高血圧を招き、動脈硬化症さらに、脳梗塞脳出血、心筋梗塞になる
  • 歯周病や口がヤニ臭くなる
  • 受動喫煙により、喫煙者以外特に、妊婦や赤ちゃん、高齢者に悪影響を与える

2.禁煙のメリット

禁煙の効果も山ほどあります。ざっと上げただけでも次の様なメリットがあります。

  • 目覚めがよい
  • お金が節約できる
  • 化粧のノリがいい
  • ご飯やお酒が美味しい
  • 肌ツヤがよく肌荒れが無くなる
  • せき込むことが少なくなった

また、具体的な禁煙効果を見てみたいと思います。

禁煙後20分 血圧や脈拍、体温が正常になる。
禁煙から12時間 血液中の一酸化炭素濃度が正常になり、酸素濃度が正常に戻る。呼吸器系の改善がみられる。しかし、あまり禁煙効果の自覚症状はございません。
禁煙から2~3日 ニコチンが体内から無くなる
禁煙から3日 呼吸器系が回復し、呼吸が楽になり肺活量も増加する。軽い運動をしてみると禁煙効果が実感できるくらい身体が軽くなっている
禁煙から2-3週間 肺などの循環器機能がよくなり、身体が軽くなります。 肺機能は30%も改善します。血流が改善し、肌ツヤやハリが戻ってきます。
禁煙から1-9ヶ月 咳・息切れ・疲れやすさ・倦怠感が改善されます。肺細胞がキレイになり元気を取り戻し細菌感染のリスクが減ります。
禁煙から1年 上昇していた冠動脈疾患のリスクが半減する
禁煙から5年

脳梗塞・脳出血のリスクが非喫煙者と同じレベルになる

肺がんで死亡する危険性が50%も低下する

禁煙から10年

肺がん死亡率が非喫煙者と同等レベルになる

口腔・喉頭・食道・膵臓・膀胱・子宮頸がんになるリスクが低下する

いかがですか?禁煙効果として、こんなにもメリットがあります。あなた自身の為・あなたの大切な家族の為にも、禁煙してみる価値が十二分にあるのではないでしょうか。

 3.禁煙を邪魔する離脱症状と喫煙習慣

禁煙してしばらくすると、たばこを吸いたいイライラや頭痛、集中できない、だるさ、眠気、不眠などの離脱症状(禁断症状)に悩まされることがあります。

これらはタバコに含まれるニコチンに依存性があるためです。体の中にニコチンがあるのが普通の状態になっているので、禁煙によってニコチンが切れると離脱症状(禁断症状)が現れるというわけです。そして、この離脱症状こそが禁煙を挫折させる一番の原因となっています。

しかし、安心してください!!!実はこの離脱症状は長くても2週間ほどしか続かないのです。いくらニコチン依存度が高くても、長くて2週間も我慢すればこの禁断症状はやがて収まるのです。

「だが、しか~し」

ニコチン依存の離脱症状だけでなく、別にもう一つ禁煙を阻害させている原因があります。それは・・・・・

たばこを吸うという行為が習慣化してしまっていることです。このたばこの習慣化というものが非常に厄介者なのです。

朝起きてまず一服、食後に一服、お昼休憩に一服といった具合に、日常生活の中に「たばこを吸う」ことが組み込まれていて、無意識の内にタバコを吸ってしまっている人も多いはずです。

飲みの席などで喫煙者が多い場合や彼女に振られた場合など「一本だけならいいかな・・・」な~んて軽い気持ちで、たばこに口を付てしっまったらそれで最後!今までの苦労が全て水の泡です。再び、ニコチン依存により喫煙してしまうことに繋がりかねません。

この2つの問題をクリアーし、禁煙を成功させるためにも次のことを徹底して下さい。

3.禁煙を実現させる3つの方法

1.たばこを吸う機会を減らす6つのポイント

  • 身近にあるライターや灰皿などは全て捨てる
  • たばこを吸う代わりに、何か別のことで気を紛らわす。
  • たばこが吸いたくなるような場所や喫煙者のそばに近づかない
  • たばこが吸いたくなるコーヒーやアルコールを控える
  • 喫煙している時の前後の習慣と違うことをする
  • ストレスを溜めない

2.たばこを吸いたい気持ちを紛らわす4つのポイント

  • 歯を磨き口の中をサッパリさせる
  • 糖分が少ないガムを食べて口寂しさを忘れさせる(ニコチンガムを使うと良いでしょう)
  • 深呼吸したり、散歩をして気分転換する
  • 身の回りを掃除したり、趣味に時間をかけてたばこを吸いたい気持ちを忘れさせる

3.ニコチンの禁断症状がでたら、とにかく喫煙のデメリット、禁煙のメリットを復唱しまくる

  • たばこの吸い過ぎによる真っ黒な肺の写真を持ち歩く、止まらない咳などを録音して聴き、たばこの害を思い起こす。
  • 禁煙して良かったことを思い起こす
  • たばこを買うお金でたばこ以外の欲しいものを買い漁る
  • 一生吸わないと思うと精神的な負担になるので、今日1日だけは吸わないでおこうと軽い気持ちで禁煙する

自分1人では、禁煙が難しいという人もいると思います。そういう方には、禁煙の成功率を高める為に医療機関や保健所に相談することをオススメします。

こちらの記事『たばこは血圧の大敵!一本の喫煙だけでも様々な病気の危険性を高める』も合わせてご覧ください。