排尿・排便の便利アイテム!差し込み便器を使いこなそう

sashikomi-benki老人やマヒのある人にとっては、なかなかトイレやポータブルトイレに行き排便をすることは、難しいものです。また、女性にとっては尿器は口が狭く使いにくものです。そこでオススメさせていただきたいのが、差し込み便器を使った排尿・排便です。

この記事では、差し込み便器の使用方法について解説しております。

差し込み便器の対象者

差し込み便器対象者

差し込み便器の対象者は、次のような方です。

  • 尿器が当てずらい女性
  • ベッドの上が生活の中心で坐位が保てない方
  • 便意・尿意を伝えられる方

寝たきりでも便意のある人は、オムツを使うのではなく差し込み便器を使い排泄に対する意識を高めましょう。差し込み便器で排泄することで、排泄の促進や爽快感を味わってもらうことが何よりも大切です。

排泄時に身体を動かすことによって残存機能(障害があっても、活用することのできる残された機能)を維持・高める効果がございます。

差し込み便器を使用する時のポイント

差し込み便器ポイント

差し込み便器を使用する上で、いくつかのポイントが5つあります。

  1. 排便は、誰でも1人でこっそりと行いたいものです。トイレに行けず、差し込み便器を使わなければいけない人は、臭いや音などにすごく気を使うものです。よって、介護者さんは「カーテンを閉めたり毛布を掛けたりするなどしてプライバシーを守るよう心がけましょう。
  2. 「終わったら教えてね」などのお声掛け行い、緊張をほぐしながら介助するように心掛けましょう。
  3. 差し込み便器の当るところが痛くないか声をかけながら行いましょう。
  4. 事前に、差し込み便器の中にトイレットペーパーを敷いておくと後処理がスムーズにいきます。
  5. 女性は、尿が飛散しやすいので、トイレットペーパーを陰部に当てて行うと衣服や布団に尿が付きにくくなります。

正しい差し込み便器の使用方法

差し込み便器の使い方にはいくつかのコツがあります。そのコツをしっかりと押さえてスムーズに差し込み便器を使用してもらいましょう。

0.おススメの差し込み便器

アロン化成 安寿 差し込み便器(専用カバー付)

アロン化成 安寿 差し込み便器(専用カバー付)

お尻の下に差し込みやすいデザインで、重心を低く下げ、安定性を高めています。専用パイル地カバー付きです。

1.おむつを開く

ズボンを膝まで下ろします。大人用おむつと差し込み便器を併用している人は、おむつを開き尿とりパッドを取り出しましょう。

2.身体の向きを変える

差し込み便器

片マヒがある人はマヒ側に寝返りを打ってもらい、おしりの下に差し込み便器を差し込みましょう。その後、上を向いてもらいます。腰が上がる人は、腰を軽く支えて下に便器を差し込みます。

寝返りを打ってもらう時や腰を上げてもらう時は次のような声掛けをしながら介助を行ってください。

  • 「1・2・3で腰を上げて下さい」
  • 「左に寝返りを打ってください」

声掛けをすることで、身体を動かすことを意識でき骨折予防になります。

3.タオルなどで隠す

下半身はタオルなどで目隠しします。女性は尿が飛散しないように、陰部にトイレットペーパーをかけます。

時間がかかるときは、身体が冷えないようにプライバシーを守るために毛布をかけます。また、恥ずかしがり屋な人には、布団をかけたりカーテンを閉めることで、最低限のプライバシーを保護して、排尿・排便がしやすい環境づくりに努めて下さい。

4.便器を取り出す

身体を横向きにして、便器を取り出します。この時もお声掛けを忘れないでください。

5.尿とりパッドを交換する

汚れていたら尿とりパッドを交換し、おむつをします。

まとめ

日常生活を送っていく上で、排泄時に身体を動かすことは、日常生活に直結した排泄機能の維持・向上のための最高のリハビリになります。しかし、残存機能は使わないままでいるとどんどん低下してしまうので、介護者さんは本人の残存機能をできるだけ維持向上させられるよう工夫することが大切です。

そのためには、なるべく自身でできることは自分でドンドン積極的にやってもらうなどして、介護者はそれを見守り、適切に支援していくことが一番です。そうすることで負担が軽くなりアットホームな在宅介護が可能になります。

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