もう失禁知らず!尿器を上手に利用し介護を楽にしよう

medical_shibinついつい尿器は、「タイミングよくトイレの時に合わせて介助するのが難しい」などの理由で敬遠されがちです。その為、尿意があるにもかかわらず、尿器ではなく大人用おむつを利用してる方も少なくないと思います。

しかし、できる限り尿意がある人は、尿器を利用することをオススメしています。

なぜなら、尿器の利用は、要介護者にとっておむつのムレや冷たさ等の不快感から解放されるだけでなく、排泄レベルを上げることによりその人の自信を高めたり・自立を進めたりする上で大変重要なアイテムだからです。そして、介護者にとっても尿器は、要介護者の排泄の自立を進めることに繋がり、結果的に介護負担が減るはずです。また、大人用おむつ・尿とりパッドにかかる費用を少なくすることができ経済的にも助かります。

この様に尿器を利用することには様々なメリットがございますので、尿意がある人はおむつを使わない、あるいは大人用おむつとの併用するなどしてできる限り尿器の利用をすることをおススメします。

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尿器の種類と使用上のポイント

尿器には男性用と女性用がありますが、女性は排尿でも差し込み便器の方が便利です。
また、尿意があっても伝えられない人の場合、介護者は尿意のサインを見逃さず、早めに対処しましょう。

  尿器を使ったトイレをしやすい環境づくりのポイント
自力 自力で尿器を使う場合は、できればベッドの端に腰をかけて、無理ならばフトンで横向きになって行います。
介助 介助で尿器を使う場合は、本人の自尊心やプライバシーを守ることがとても大切です。カーテンや戸を閉めたり、さりげなく声をかけたり、なるべく自然に振舞いながら手際よく排尿介助を行い、排尿がしやすい環境づくりを心掛けましょう。

①自力で尿器を使ってトイレをする

ベッドを利用していて坐位が安定している人は、ベッドのハシに腰をかけて尿器を使うとおしっこがしやすくなります。座位が安定していない人は、布団やベッドに横向きのまま尿器を利用する方法があります。

1-1 ベッドに座って行う

ベッドの人はハシに腰を掛けて尿器を使用します。

1-2 フトンに横たわって行う

フトンの人は横向きになって尿器を使用します。

② 介助で尿器を使ってトイレをする

2-1尿意のサインを見逃さない

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排尿介助される側は、誰でも羞恥心や恥ずかしさを抱いているものです。「申し訳ない」という本人の心の負担を軽くするような声掛けを心掛けましょう。

介護される側は、なかなか尿意があることを申し訳なさ等から伝えにくいものです。尿意を上手く伝えられず失禁してしまう人もいるでしょう。そうなると失禁した側は、申し訳なさからますます尿意を伝えにくくなります。また、介護者側は、ヨゴレた洗濯物や布団の処理をしなければなりません。これでは、両者の関係がギスギスしてしまいアットホームな在宅介護生活は送りにくくなります。

なのでそうならない為にも、できる限り介護者側が要介護者の尿意のサインを見逃さず気づいてあげることが大切です。尿意のサインを見逃さない為にも、次のような仕草を要介護者がとっている場合は気を付けて下さい。サインを目印に失禁を減らせることもできます。

尿意のサイン
・おむつの中に手を入れている。
・陰部付近をさわっている。
・布団をはいでいる。
・自分で体の向きを変えている。
・ベッドの柵をもって力んでいる。

2-2 おむつを開く

尿器とおむつを併用している人は、おむつを開き、尿器を陰部に差し込みます。

2-3 しっかりと尿器を差し込む

尿器がずれていると尿が漏れてしまい身体や服を汚してしまう恐れがありますので、しっかりとあてて下さい。その際に、尿器の把手にある空気穴をふさがないように注意してください。ふさいでしまうと尿が入っていかなくなります。

2-4 毛布やかけ布団などをかける

排尿するまでに時間がかかる場合は、毛布などをかけて寒くならないようプライバシーを守るように配慮します。

2-5 尿器をはずす

片手で陰部の根元をつかんで、尿器を外し、尿を拭き取り衣類を元に戻したら完了です。

まとめ

尿器を利用することは、要介護者・介護者双方にとっても素晴らしいメリットがございますので、尿意のある方は出来る限り大人用おむつではなく尿器を使った排泄を心がけてください。

また、介護者の方は、尿器を使用する場合は、要介護者がのプライバシーや自尊心を傷つけないような環境づくりを心掛けてください。

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